Construction of new school building立教小学校新校舎建設事業

この度、立教学院にて小学校新校舎建設事業が承認され、建設に向けた計画を推進しております。本校の”新しい教育活動”を展開するため、立教学院創立150周年記念事業の一環として、新校舎を建設いたします。
新教育のコンセプトは「自律・協奏する力と心を育む真正しんせいな学び-プロジェクト型学習を中心とした終わらない学びへ-」です。教室での座学中心の学びから、さまざまな人数・形態での学びが教室から溢れ出すような、学校全体が学び場であり遊び場となる新校舎に生まれ変わります。
北側正面(イメージ)

学校長あいさつ

立教小学校 校長
田代 正行

中国、紫禁城。9999室と半分の部屋があると、まことしやかに伝えられてきました。「半分の部屋」が作られたのは、天上の玉帝の宮殿の総部屋数が一万室あり、それに遠慮したためとか。その部屋とは別に、紫禁城の養心殿という建物の片隅にある三畳ほどの書斎が「三希堂」。中国史上、抜群の権力を誇った乾隆帝が、最も愛した小部屋だそうです。頂点に立ち、全てを手に入れた乾隆帝でも、何も持たざる庶民でも、一人で心安らぐ場所といったら、せいぜい三畳ぐらいのスペースでこと足りるのかもしれません。

乾隆帝でなくとも、男子校の子どもたちには、「原っぱと隅っこ」が必須のようです。「グラウンドは極力広く。」「雨の日の遊び場は必須。」「走路が校舎を貫くようなイメージで!」「校内にワクワクする仕掛け、落ち着くスペースを。」と、教職員は勝手なことを申し上げます。それを学院の企画室・施設課と石本建築事務所の方々が丁寧に聴きとってくださり、具現化する努力をひたすら続けてくださっています。子どもたちのワクワク感が学ぶ意欲につながり、保護者の皆様も巻き込んで湧き出していくような校舎。そのイメージが明確になって参りました。新校舎建設に関わる全ての人々が「本気」で仕事を続けられますよう、皆様からのさらなるご支援を切にお願い申し上げます。

2023年6月

事業のご紹介

北側迎えの庭(イメージ)

立教小学校新校舎建設計画(概要)

  1. 建設工事期間(予定): 2024年4月~2027年3月
    ※建設期間中は、西武池袋線「椎名町駅」からほど近い、旧真和中学校に一時移転し、学校教育活動を行います。
  2. 竣工・利用開始: 2027年4月
  3. 建築面積(延床面積): 約9,280平方メートル
    ※現在、チャペルや講堂がある東棟は、取り壊さずに改修しますが、その他の建物(体育館、室内プール)は全て取り壊し、新校舎を建設します。
  4. 事業費(総額): 約64億円
  5. 設計: (株)石本建築事務所
南側外観(イメージ)

立教小学校新校舎建設事業に対する寄付金募集について

立教学院では現在、「立教学院創立150周年記念募金」のもとに、「立教小学校新校舎建設事業募金委員会」を設置し、募金活動を展開させていただいております。
本校の新しい歴史への歩みに際し、力強いご支援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。

【寄付方法】 以下よりインターネット募金にて「支援先」として「小学校新校舎建設事業」をご選択いただき、ご支援をお願い申し上げます。
※振込用紙をご希望の方はお手数をおかけ致しますが、以下の方法でお申込みください。
 メールでのお申し込み bokin@grp.rikkyo.ne.jp 
 電話でのお申し込み Tel.03-3985-2207

寄付者顕彰制度(概要)

このほか、ご寄付いただきました金額に応じて、現校舎写真集、現校舎ヒマラヤ杉・桜等を用いた加工品、在校児童作品の贈呈など、「小学校新校舎建設事業」使途指定寄付期間(2027年3月31日まで)に、随時、返礼品を決定・追加する準備を進めております。
※1 年度末までに集計し、5月中旬にお届けさせていただきます。お届けは期間中1回のみと致します。
※2 毎年11月に集計し、その年の12月にお届けします。

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